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新世紀エヴァンゲリオン

今や誰もが知るアニメとなった【新世紀エヴァンゲリオン】だが、
この作品には2回のピークが存在している。
まずは1995年、つまり放送当時だ。
【ふしぎの海のナディア】で実績を積んだ庵野秀明とガイナックスが満を持して送り出したこのアニメは、
普段アニメに興味のない層まで引き込む驚異的なヒットを記録し、社会現象を巻き起こすまでに至った。
翌1996年には劇場版が公開され、これも大きな反響を生んだ。
そしてその後、劇場版から10年の歳月が流れた2006年、
突如庵野の個人スタジオ『カラー』から、
『、『エヴァンゲリオン新劇場版 REBUILD OF EVANGELION』の制作が発表される事となる。
当初は、過去の作品の焼き回し、過去の栄光にすがるだけ、と言った揶揄が飛び交っていたが、
1作目となる【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】の公開から徐々にその空気は変わり、
2作目【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】によって、
本作が未だアニメ界における最先端を行くアニメだと言う認識に変わり、2度目のピークを迎えている。
ここまで驚異的な成功を収めた鍵は無数にあるが、
90年代の社会問題をそのまま兵器の性質、
そして物語の中核とした『ATフィールド』の存在は大きい。
そして、本作が未だ最高の評価を得ているのは、
ある意味その問題を今尚社会が解決出来ていない事を示唆している。
或いは、新劇場版はそう行った情勢を汲んでの立ち上げだったのかもしれない。


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